【tomoko通信】「グロリアとの出会い」vol.38

kodomo
こんにちは、tomokoです。

縁あって渡米してすぐにThe School of the Natural Voiceで
ヴォイストレーニングを受けることとなった。

私は当時ヴォイストレーニングの必要性をあまり感じていなかった。
でも、アメリカでならなんでも受けるという気持ちだった。

単純な私です。

リンダ グリフィンという先生に習っていた。
はじめに声の仕組みとかを説明してもらったが、今思い出すとあまり記憶にない。
とにかくこれを練習しなさいというものを、次のレッスンまでに毎日やっていた。

リンダの先生のグロリア ロッシュのレコーディングワークショップを
受けることができた。

グロリアに初めてあった時に、スタイリッシュだし賢さもあって、
すごい人ってイメージだった。

リンダもグロリアもAfrican Americans(黒人)だったが、リンダとは違い、
African Americans特有の親しみやすさはあまりないように感じた。

レコーディングワークショップは実際のレコーディングスタジオで、
少人数でグロリアの指導を受けられた

レコーディングスタジオの大きなマイクに向かい歌う、
私はいつも通り思いっきり歌った。

グロリアが向こうで私の歌をはっきりと聴いている。

そこで一言、Where is your pharyngeal voice?
(あなたのファリンジルヴォイスはどこにあるの?)

と言われた。

私はその時、リンダから2年は習っていた。
そのファリンジルヴォイスというのは当然理解しているべきで、
また実践できているべき歌い方だった。

私は全く、理解していなかった。

彼女の指導は、本当にシンプル。

That`s good, but
Where is your pharyngeal voice?

私は何を理解すべきだったのか?わかっていなかった。

その後、彼女からヴォイストレーナーとなるためのオファーをもらった。

tomoko

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