【tomoko通信】「アメリカで」vol.37

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こんにちは、tomokoです。

ロサンゼルス、ハリウッドに住んでいた時にガソリンスタンドで声をかけられた。
セルフスタンドで車から出てガソリンを入れていたところだった。

そこで働くおじさんが向こうから話してきた。

You look so sad, where is your smile?
(悲しそうに見える、どこにあなたの笑顔があるの?)

アメリカではほとんどがセルフでガソリンを入れる。
当時何か考えていたか忘れたが辛い顔して考え事をしていたのだろう。

そう話しかけられふっと我に返った。

あっそうかと顔の力が抜けた感覚がして
スッと辛い顔が、なくなったのだろう。

そういえば、そんな顔して一人で悩んでいたなと
我に返り、今そんな顔してなくて良いなと

それに気づかせてくれてありがとうの気持ちになった。

その人の話しかける感じとその人の雰囲気が良い印象だったのだろう。
私は自然と笑顔になれた。

Nice smile と言われた。
それで私は立ち去った。

短い会話だが今でもとても印象に残っている。

How are you?など英会話を学ぶとよくあるが、
その人の今の気持ちを気遣ってくれる言葉だと思う。

日本ではないがアメリカでは、スターバックスやスーパーのレジでも
How are you?と、聞かれたりするのはよくある。

私もレッスンで「お元気ですか?」と聞いたりして始めたりする。

元気ですよ。とか、
いやぁ。とか、
別に何でもなくやってます・・

とか、いろんな返事がその時その時に返ってくる。

面白い。

こんな何気ない会話から、一瞬で気持ちの変化が起きる。

tomoko

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