tomokoの音楽暦 第25回 「Anastasia’s Asylum」ピアノ弾き語り原点

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ロサンゼルスではオープンマイクというのがある。

それはカフェやライブハウスで、だれでも参加できる
演奏の場、ステージなのだ。

私はサンタモニカにあるカフェで、
古いアップライトのピアノが置いてあった
Anastasia’s Asylum (アナステシアズ アサイラム)
のオープンマイクに行った。

ここは縦長のお店で、二階がステージになっていた。

5ドルくらいで大きなマグカップのカフェモカが飲める。
コーヒー一杯で半日いたり、パソコンをしていたり、
読書をしていたりとのんびりな時間がそこでは流れていた。

その時何を歌ったか忘れてしまったが、
レギュラーで演奏してほしい
といわれ、それ以来ずっとそこで歌っていた。

私のピアノ弾き語りがスタートしたのはここからだった。

それまではバンドでいつも歌っていたが、一人のほうが
もっと自由に簡単に演奏に出ていける。

2ステージを歌う。
報酬はその時に聴いてくれたお客さん次第だった。

ステージの下にはバーカウンターがあった。
そこで店員が珈琲を作っている。

演奏が終わると、
「Tip for musician!」
とその店員がお客さんに声をかけてくれる。

そうすると多い時は結構な額が集まった。

でも時々忙しすぎて店員が声をかけるのを忘れて
しまったりすると報酬は少ない。
悔しい思いもしたもんだ。

そこではいろんな曲を歌った。

日本語曲もたまに入れた。
中島みゆきの「時代」はなぜかうけたな。

帰国後、またロサンゼルスにいった時、
その店を探したら、もうなくなっていた。

私のミュージシャン魂が育っていった場所だ。

tomoko

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