【tomoko通信】「父の死」vol.19
こんにちは、tomokoです。
一つの出会いから人生が変わることがある。
某車会社の会長であるその女性から
「あの人から離れなさい」
それを機に、自分のアルバムをリリースしたら
X氏から離れアメリカに戻ろうと、
必死の思いで行動をしていた。
その日は、スティービーワンダーへ手紙を書いていた。
横から父がチューハイ缶を片手に来たので、
今、こんなことしてると自分の近況を話す。
父に、私から声をかけた
こんな私を
「良く応援してくれるよ…ありがとう」
と言った。
ソロアルバムを作るのに制作費の援助を父にしてもらってたし
私のめちゃくちゃの働き方を知っている。
私は素直にその言葉「ありがとう」が言えた。
本当に心から思っていた。
父は
「娘なんだからあったりめぇだ」
と照れて言っていた。
この会話が最後。
交通事故。
生きた父との会話はできなくなった。
言葉はない
全身に受ける鈍い、重い、重圧の力。
立っていられない。
この年に作った曲、
「星をみあげて」…
tomoko