おすすめ 33rd 「Waltz for Debby」 ビル・エバンス
ジャズピアニストでお勧めはビル。エバンス。
やはりこのアルバム1961年に作られた
「ワルツ フォー デビー」だ。
きっと聞き覚えのある人も多いと思う。
このきれいな可愛らしいピアノメロディで始まる。
アップライトベースの音もピアノにこたえて
きれいな旋律を聴かせてくれる。
ピアノと、ベース、ドラムのトリオでできている。
聴くと、きっとホッとするひと時を一瞬で
作ってくれるだろう。
クラシックに影響を受けた印象主義的な和音、スタンダード楽曲を
題材とした創意に富んだアレンジと優美なピアノ・タッチ、いち早く
取り入れたインター・プレイ、といった演奏は、ハービー・ハンコック、
チック・コリア、キース・ジャレットなど多くのピアニストたちに
多大な影響を与えた。
インター・プレイとは周りの音を良く聴いて相手の音に反応し合い、
それによって個々を高め合い、全体を活性化させる音楽的会話の
ような演奏のこと。
ピアノのメロディにこたえてベースが返事をしたり、
ドラムがそれを支えている。
すごいのはそれを即興でやっているのだ。