トモコヴォイス会報誌vol.16
「感動が人を動かす!」
ー夏のストリート演奏 エルム書房にてー
こんにちは。暑い夏ですね。
いかがお過ごしですか? tomokoです。
曲作りや練習レコーディングではどうしても音が出るため
二重の窓を閉め切り、エアコンをつけるのですが、地球温暖化の
ことも考えてうちわで扇いだり、ケーキを買ったらもらえる保冷剤を
タオルでくるみ、それを首や頭に乗せてパソコンに向かっています。
今回vol.16 の会報誌は、デザインを変えてみました。
より面白くなればいいなと思います。
どうぞよろしくお願い致します!
今週の日曜日、いつものエルム書房さんの前で演奏しました。
この本屋さんは私が子供の頃からあって、
ご家族でずっとお店をしてるんです。
面白ジョークを飛ばすおじさん、とっても優しく笑顔の素敵なおばさん、
夏の太陽の陽射しが強いときは中から日傘を持ってきてくれたり、
息子さんにはわたし用の看板を手作りしてくださったり、
本当にご家族でいつも応援してくださいます。
その中でキーボード、アンプ、スピーカーをセッティングして
音を出し始めます。
キーボード椅子に座ると目の前は道路、また駅のバスロータリーです。
駅に向かって歌っているのでホームの上や、
バス停で待ってる方にも聴こえるみたいです。
歌いだすと、何気なく人が立ち止まって耳を傾けてくれます。
私は歌いながらに、どんな人がやってくるのか楽しみにしています。
ストリート演奏は、はじめからお客さんがいるわけではないので
やりづらいところも正直ありますが、何気無い普段の生活に、
歌を聴いてもらえる機会なんですね。
人が行き交うので、演奏の集中力の普段より必要です。
外なので突風が吹いて、譜面がぴやぁーと飛ばされて、
バツッと音が切れた時もありました。
面白いですよ〜、何が起こるかわからない!(ひぇ〜、こわい)
いつもお客さまと一緒にその場、そのステージを作っています。
目の前に座って聴いていてくださった方が
声をかけてきてくださいました。
「素晴らしかったです。シンプルな歌詞で、優しいんだけど、
しっかりと強さがあって心に伝わってきます」
と言ってくださいました。
わたしはその方の表情、伝え方からかとても感動しました。
そう、私の方が感動です。
曲作りのこと、活動の仕方において、自分の中で、
『これで良かったんだな、よしっこれでいいんだ』
と自分を認めることができた一瞬だった気がします。
そうなった時に身体の内側からエネルギーが湧いてくる!
よ〜し、今度のコンサートでは、こんなことしようか、
などと寝る直前まで枕の上でステージの映像、
アイデアが湧いてくるんです。
その感動が私を動かしました。
次の行動を起こすエネルギー源となるんです。
先週は熱海花火大会でも歌ってきました。
熱海の地形は海と山。
海を背、山に向かって歌います。
気持ちいいですよ〜
ちょうど、2回目のステージに
山の上から夕陽が見えて空が光り、
雲間から天国からの光の道が現れたかのように
ステージから見えました。
私は勝手に、うわぁ〜、私の歌に光が差した!
嬉しくも感動しました。
トモコヴォイス紙面会報誌 vol.16より
(2008年7月2日)