【tomoko通信】脳の進化と vol.143

%e9%80%b2%e5%8c%96

こんにちは
tomokoです。

私は、Natural Singer Master Program という、
1年間を通して自分自身と向き合い、
歌を学んでいくプログラムをしている。

参加者のみなさん、切磋琢磨がんばっていますよ。

その中で、毎日のメルマガを送っています。

今日はみなさんにもそれが有益なのでは?
と思い、そこから引用したいと思います。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
引用はじめ

音楽にはメロディとリズムがある。

それだけで気持ちが伝わってきたり、
コミュニケーションが人間はとれる。

なぜ楽しい音を楽しいと感じたり、
悲しい音を悲しい、と感じるのだろう。

先人達が、「楽しい」「悲しい」という
言葉を創って、それを定義したのだろうが、
言葉よりも前に感じるものがある。

言葉がなくても、音だけで感じるものが
人間共通している。

人種問わず、みんな共通に。

これは、人が生きてきた中で生まれた感情。

強いて言えば生き残る上で、
子孫繁栄をしていく上で、
必要な進化から
「感情」も生まれるものなのかもしれない。

聴いて伝わるもの=音楽 となった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
引用おわり

他の動物と人間の違いは
大脳の発達だ。

人間のみ大脳が他の生き物よりも
大きく発達し、進化を遂げている。

調べてみると、大脳皮質には、
人類の進化に合わせて発達を遂げてきた
「新皮質」と、
以前から機能していた
「旧皮質」があります。

旧皮質を包み込むようにしてある「新皮質」は、
論理的思考、判断、会話、などの高度な
知能活動を営み

一方、新皮質に包み込まれている「旧皮質」は、
人間の本能部分である食欲と性欲や、
本能的な感情である怒り、恐怖を支配している。

同じ感情である喜びや悲しみなどは
「新皮質」で生み出されており、
人類の進化の中で複雑な感情として
備えるようになったものだといえます。

とあった。

やはり言語よりも前、本能的感情が
先にあったのだ。

進化してきた同じ人間である私たち、
みんな共通に感じる。

音楽を聴いて「感情」を感じる。
「感情」を現すものが音楽なのだろう。


Miles Davis – My Man’s Gone Now


コア過ぎてごめんなさい。
(楽しい曲もたくさんあるのだけど)
これを紹介します。

音楽を学ぶと、ガーシュウィン兄弟の
楽曲を学ぶようになる。
クラシックでもジャズでも。

この曲はPorgy and Bessというミュージカルの曲で、
タイトルにあるように、愛しい人が亡くなった時に
歌われる。

マイルスのトランペットが、悲しさを伝える。

Swingが入ってくると、少し明るさや
前向きな感情を感じたりしますね。

tomoko

Comments are closed.