【tomoko通信】フレーズ力 vol.136
こんにちは
tomokoです。
今日は、もう一つのメルマガ、
私のNatural Singer Master Program でも
伝えていることを書こうと思います。
私もピアノを弾きながら歌います。
2つのことをしているとき、
これはどちらも無意識に弾いていて
音、曲の中に入っている。
彼女の歌、映像をみて
そんな共通点があるように思えた。
アメリカ、オレゴン州生まれの
ジャズシンガー、ベースプレーヤーの
Esperanza Spaldingを紹介しよう。
Esperanza Spalding: “Overjoyed”
Stevie WonderのOverjoyedを彼の前で歌っている。
Esperanza Spalding
アップライトベースの弦を弾きながら歌う。
私が歌うことを教えるときに伝えていることは
フレーズ Phrase 力である。
ヴォイストレーニングとは
自分の楽器を知ること。
正確さや、音の鳴りを確認していける。
では、歌とは?
土地や、気候、文化から世界には
いろんなスタイルの音楽、歌がある。
私のプログラムでは、その違いは何か?と問います。
答えを言いましょう。
フレーズなんです。
呼吸をとって次の呼吸までの1フレーズ。
それが繋がり、1曲の歌となる。
言葉の意味からでてくる音の強弱、長短。
Esperanzaの歌は、
フレーズがそのまま、身体から発せられている。
本当の顔の表情と同じように、
歌のフレーズも表情が豊かに表現されている。
「フレーズ力」
これを意識して歌を聴いてみると面白いです。
世界には素晴らしいフレーズを歌う、演奏する人たち
が本当にたくさんいる。
tomoko