トモコヴォイス会報誌vol.88
「クッキー作り」
ー私のリラックス時間ー
週末に本屋さんで、ある本が目についた。
顔のクッキーがたくさん!
いろんな表情をしたクッキー達が表紙になっている。
なかしましほ氏著書の
「まいにち食べたい“ごはんのような”クッキーとビスケットの本」だ。
私は早速手に取り、中を見た。バターや卵を使わないクッキー。
家にある材料でできて、一番大切なことは簡単そうであることだった。
なんだか、私はワクワクしてきてしまった。
クッキー作りは子供の時に、妹とよくやったものだ。
隣の家のおばさんが、サクサクしたクッキーの作り方を教えてくれたのも覚えている。
どうやったらこのサクサク感がでるのだろうと疑問をもっていた。
ベーキングパウダーを入れた時もあったが、妹が言うには、バターや卵を使わないで
粉が多い方がサクサクしてるんだよと一昨年クリスマスのクッキーを作った時に言っていた。
粉が多いとまとめにくいのだが、その通り、とてもさくさくしていた。
いろんな型でクッキー生地をぬくのも楽しい。
私にとってはクッキー作りは、リラックスの時間だ。
作っている時は無新に集中する。
焼きあがったときの香り、やっぱり食べたときに幸福感。
ある朝、さぁ、久しぶりにつくってみよう~~!とその本を開く。
その本は丁寧に、一つ一つの作業が写真で載っていたのでとてもわかりやすかった。
粉を混ぜるときは手でお米をとぐようにと書いてあった。
ほ~っなるほどとその通りにする。
そこにピーナッツバターと菜種油。
それも手で粉と混ぜていく。
はじめはべとつくが混ぜていくとポロポロとそぼろのようになってくる。
両手ですり合わせてかたまりをつぶす。
少量の水を混ぜて生地をまとめる。
そこにチョコを混ぜていった。
手でまるくクッキーの形につくる。
もう、粘土あそびだな。楽しい!!
それを170℃のオーブンで25分焼く。
甘い香が漂う。
焼きあがっても冷めるまで食べるのをがまん。
余熱で完全に火が入り、カリッとした食感になるのだ。
このピーナッツバター&チョコチャンククッキーははじめてつくったが、
まずまずのでき上がり。
ほんと、甘すぎず、むしゃむしゃと食べていっちゃうかも。
朝、5時半からこのクッキー作りをしてしまった。
でも起きた時にクッキーの香りがするっていいものだ。
一日の始まりにリラックスした時間を過ごした。
こんな日があってもいいだろう。
クッキーたくさんつくろう~。わ~い。
この本でその意欲や楽しさ、元気ももらった。
「人生は素晴らしい!」っていいたいね(^0^)/
tomoko
トモコヴォイス紙面会報誌 vol.88より
(2015年2月9日)