トモコヴォイス会報誌vol.84

「2014夏、山形へ出発!
ー久しぶりの山形演奏ー

 

このお盆に1年半ぶりに山形へ行った。

母の実家が山形で、私は子供の頃に何度と訪れ、
第2の故郷と思っている。

母もいれ5人で車でいく。
荷物は演奏機材もいれてパンパンだ。

前の日に糖尿病の猫、チャを動物病院に預けて、
朝9時に出発。

1週間の旅のはじまりだ。

首都高を抜け東北道に入ったのはお昼前。
その日、台風が接近していた。
蓮田サービスエリアで休憩。

車から降りると、雨がザザザーと傘にあたる強い音。
息子の手をとりトイレに向かう。
ここは東北道入ってすぐの休憩所。
そんな天候でもたくさんの人がいた。

栃木を過ぎると車道は三車線から二車線になる。
少し車の量も減ったようだった。

山形自動車道にはいる前の国見サービスエリアに
夕方4時ごろに着いた。

ここまでくればもう少しと、霧雨の山の景色を楽しみながら休憩。
息子はアナと雪の女王とポニョのDVDを見終わった。

テルメ伯領といって山形県大江町にある
温泉施設に夕方5時には着いた。

あ~ドライブの疲れが消え気持ちいい温泉。

息子と娘を入れるのに、一苦労。
熱いお湯に水をたしてすこしずつ慣れさせる。

私が足をのばしゆっくりお湯につかるのは
2分ぐらいだろうか。

それでも温泉はいいのだ。

近くのスーパーで刺身などを調達。
叔父叔母の家へと向かった。

みんなと茶の間で腰をおろしたのは夜七時。
久しぶりの再会に盛り上がった。

二十畳もある広い部屋に布団を敷くと
子どもたちは大はしゃぎ。

三才の息子はキャッキャッと大声を上げ、
布団の山に突進。

0歳の娘ものびのびしてすごい速さで
ごろごろ転がって遊びだした。

私も子供の時、この布団が楽しかったが、自然と子どもは
何が楽しいか本能でわかるのだなぁと感心した。

興奮の中、急に静まり返り寝てしまった。

次の日は、紅花資料館へ立ち寄った。

山形の物産、紅花は最上川を船で運ばれ日本海、
酒田の港から京都、大阪へと運ばれていった。

やさしい黄色の色からピンク、染め方を変え
深紅の赤まで染まっていく。

いつか染めてみたいな。

そして山形の板そばやずんだ団子をたべたり。
蔵王にも行った。

山形に来て4日目に、以前にもやっていた道の駅
チェリーランドのさくらんぼ会館で演奏をした。

三回の演奏で、今流行りのLet It Goも歌った。
話も入れながら自由にいろんな曲を歌わせてもらった。

お盆なので東京から来た人もいたり、
お客さんは温かくてやさしかった。
ありがとう~。

館長さんに名物手作りジェラードをごちそうしてもらった。
私はさくらんぼとトマト味にした。

チョコやバニラ等はなくて、
ゴマ、紅花、お米のつや姫や、とうもろこし、かぼちゃ等
などの野菜のジェラード。

美味し~。

その後、お盆のお墓参りをして、親戚があつまり、
夏の花火の音を聴きながらご馳走三昧。

集まった子どもたちは夜遅くまで大はしゃぎ。

しあわせな夏の思いでとなった。

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tomoko
トモコヴォイス紙面会報誌 vol.84より
(2014年9月7日)

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