おすすめ 34th 「Pure Ella」エラ・フィッツジェラルド

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よくサラ・ヴォーン、ビリー・ホリデイと三人が
女性トップジャズヴォーカリストといわれる。

それぞれ彼女たちの特徴は違い
三人を聴き比べてみても面白い。

同じ曲でも全く変わるのだ。

三人の中でもエラはスキャット(言葉ではなく、
声を楽器のようにした歌い方)が得意だ。

スキャットは早いテンポ、またはミディアムテンポ
のスイングで歌われる。

でも私のお勧めはこの『Pure Ella』というアルバムだ。
これはジョージ・ガーシュインという作曲家の歌を集めて
ピアノと歌だけでできている。

彼女のバラードの丁寧な歌い方がとてもいい。

「Someone to watch over me」はよく日本でCMなどで
使われる曲だが、彼女のフレーズの見事なこと、
ポロポロポロンと奏でられたピアノが心地より。

のんびり、ゆっくりしたい時にこのアルバム、
エラの歌声がぴったり。

彼女の声がふわっと心を軽くしてくれる。

tomoko

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