トモコヴォイス会報誌vol.21 

「日本のお正月」
ー 平成二十一年元旦に ー

 

明けましておめでとうございます。
2009年、あなたにたくさんの幸せが訪れますように。

ゆっくりお正月をお過ごしでしょうか? tomokoです。
こうやってファンクラブ会報紙を送るのが楽しみです。
今年は元旦に届くといいなぁと心を込めて書いています

年の初めに会報紙を読んでいただくとは、なんとも光栄なこと。
さぁーしっかり書くぞぉ〜

昨年の年末はたくさんの場所で演奏しました。
tomoko 08 ChristmasSongs Live 今年で4年目を迎えました。

コーラスの二人と衣装を工夫して、前半は二人が白で私は黒のドレス、
後半は赤に変わり私は白シャツ黒パンツにワインレッドの髪で決めた。

バンドで演奏することが大好きです。

みんながいっしょに奏でることは
心もいっしょに合わせようとするのだと思います。

何が起きるかわからない生ライブはみんなのチームワークプレイです。
楽しい素晴らしい仲間に感謝です。

コンサート後に実は京都へ旅に行ってきました。
私は修学旅行ぶりで、日本に来たら千年の都へと思ってました。
車で7時間ドライブ。

天気がよく東名の浜名湖もよく見えてワクワク楽しい時間。
しかし身体は正直、前日の疲れからかクタ〜っと寝ていました。
強行軍でこの旅行は決行される。
それでも行きたい京都。

暗くなって6時ごろ京都へ着きました。
出迎えてくれたのが東寺。

この寺は千年も前の京都に平安京を作った 桓武天皇が建立。
ひや〜と感激、感嘆で、ライトアップされた五重の塔を
車の窓越しに見あげました。

京都のすごさはそんな世界遺産の間を車で走れるということと。
すごい迫力だ。

次の日から、京都御所、二条城、嵐山、金閣寺、龍安寺、仁和寺などと周った。
さすがに毎日1万歩を歩いてない私が足が棒のようになり痛くなりましたよ〜。

二条城の中を見れたのも貴重な体験だった。
たった百年前にここが使われていたことが肌身で感じられる。
金色の襖に大きく描かれる松や鷲、虎などを見た。

天井や壁一面が芸術であり、いろんな意味を含んだ絵、彫刻になっている。
日頃からそこで過ごす人は、時にはそれらから励まされ癒され、大きな決断を下すために
力強く心を引き締めたり、居るだけで耐えず力をもらっていたのだろう。

全て素晴らしかった。
鎌倉とも違って、大きく表現されて居る。
庭の手入れもすごい。
石庭は静かだが力強い。

今の人がずっと大切に手入れをしている「今の姿」が世界遺産なのだ。
苔の上の枯葉を傷つけないように手で除く。
静かで美しい場所は自らの心も静かで美しくなるようだ。

人の心が作りあげた。何年も前の人間が今の人間に伝える。
平和で幸せの世界にするため、いまだに生々しく訴えてくるような感じさえもする。

お正月、静かに穏やかな心で美しくありたいです。
素晴らしい年になりますように。

vol21

tomoko
トモコヴォイス紙面会報誌 vol.21より
(2009年1月1日)

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