【tomoko通信】車生活と音楽 vol.103

car
こんにちは
tomokoです。

ロサンゼルスに住んでいると車が足になる。

つまり、近所のスーパーに行くにも
家から出るときは常に車だ。

私は8年住んでいたが、その中で、
車を3台乗り継いだ。

渡米後にすぐ現地の日本食屋さんでアルバイトを
したので、そこのおじさん、おばさんから
アメリカで生きる知恵を教えてもらった。

はじめの車は当時から10年落ちの日産の車だった。
パワステでもない、右側が潰れたオンボロ車。

この車はカセットテープだ。
カセットで音楽を聴いていた。

当時日本ではもうなかったのに、アメリカはまだまだ
カセットテープが身近にあった。

1年後、MitsubishiのMirageという車に変えた。
潰れてはいないが、アメリカ横断をした車で、
足回りが悪くなっていった。

最後はアクセルを全部踏んでも、
走らなくなってしまった。

日本では考えられないだろう。

何にしても車は足なので必要だけども、
当時はお金もないので全て個人売買をしてきた。

新車を買うなんて考えすらなかったのだ。
こういうオンボロ車を乗り継いできたということは、
車に対して少しずつ知恵がついてくる。

どうやってオイルチェンジするか?
キャブレター車のメンテナンス。

日本にいたときは何も知らなかったのに、
車のメンテナンスは自分でしていた。

毎日、ちゃんと走ってねと車に祈るような
感覚でいたときもあった。

メカニック(車修理屋さん)とも仲良くなった。

最後の車はHondaの黒のIntegra。
これは、見た目小さなスポーツカーのようで、
タイヤも太いし、走りはとても良かった。

最後にして、いい車に巡り合った。

この車はCDだった。
スピーカーも前後についていて、音もいい。

サンルーフで天井から日差しが入る。

ロスの街をこのインテグラで走り、
音楽を聴いていた。

懐かしい日々。


Joe Cocker & Jennifer Warnes – Up Where We Belong w/ Lyrics

tomoko

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