【tomoko通信】「象と象使い」vol.74
こんにちは
tomokoです
象と象使いの話。
知っていますか?
昨日のレッスンでもこの話題になりました。
私のヴォイストレーニングプログラムでは、
歌を学ぶため、自分の目標を達成するために、
人とはどういうものか?
どうやって人は習得していくのか?
どうやって学ぶことがいいのか?
なども伝えています
私もこの話を聞いた時、なるほどーと、ポンっと手を
打ちたいぐらい腑に落ちました。
どういう話かというと、
象は大きいです。
象使いは小さい(笑) 人ですから・・・
象の何分の1ぐらいの力しかないです。
象 > 象使い
ですね。
象 =感情
象使い = 理性、意思の力、論理的考え方。
とよく例えられます
象(感情) > 象使い(理性、意思の力、論理的考え方)
となるわけです
どんだけ、象使いがこっちっと手綱を引っ張っても、
象があっちに行きたいとなれば、あっちに行ってしまいます。
レッスンで生徒さんは、
「自分が思ったように練習ができないんです。
モチベーションが湧かないんです」と。
きっと、一時的なモチベーションでは、象にやられてしまいますねー
象使いはどうやって象を操るか?
「自分の感情(象)を操る方法を鍛える」
私は、これが人生のテーマだと思っている。
今日の夜、寝るときに「あー、今日もよく操った!」と、
象使いを笑顔にさせたい。
Bill Evans “Peace Piece”
この曲は、ピアノオンリー。
左手でタイムキープしながら、ずっとずっと語り続けるように
永遠のようなものも感じる。
Bill Evansらしい曲、音だ。
時間を止めるような雰囲気もする。
のんびりしたいとき、フーッと深呼吸したいときに私は聞きたい。
tomoko