【tomoko通信】「自分を肯定」vol.18
こんにちは、tomokoです。
一つの出会いから人生が変わることがある。
某車会社の会長であるその女性から
「あの人から離れなさい」
あの人(X氏)について何も話していないのに。
完全に見透かされていた。
彼女の人の観察眼に驚くのとその優しさを感じた。
彼女の車から降りて、X氏に打ち合わせの報告のため
電話をかけた。
彼女のいう通りになった。
「この後、うまくやりなさいよ」と
一言私に助言をくれたが、私は嘘をつくのが下手。
なぜそこにいるのか? なぜすぐ電話をしてこないのか?
私は、X氏からは非難、猛攻撃を受けた。
私は恐怖と、その驚きとで電話の手が震える。
当時、X氏に出会い、音楽活動をして3年近くなっていた。
彼女の助言から、あー、自分が思っていたこと
間違っていなかったんだと自分を肯定するような感覚を覚えた。
私は、彼女が私にしてくれたように彼女に自分の思いや、
状況を全て書いた手紙を送った。
そして、自分のアルバムが出たら
X氏から離れると自分の中で固く決意した。
著名ギターリストをアルバムに参加させたり
ユニット名で今まで作ってきたこと、
これらの要素から某メジャーレコード会社も
私のソロアルバムリリースを認めてくれた。
そのギターリストとレコーディングにロサンゼルスへ行ったり、
ヴォイストレーナーで伝手のあったスティービーワンダーに
手紙を書いたり、自分のソロアルバムのためと必死に行動した。
リリースしたら独立する。
帰国してから手に入れたアメリカの永住権があったので
またアメリカに戻ろう、アメリカに帰ろう。
アメリカに行けば離れられる。
X氏から離れたいという気持ちになっていた。
この状況を前向きにとらえ猪突猛進、行動に移していた。
今、思い返すとその絶頂の時だったのだろう。
人生とはわからない。
自分に起こるはずない、関係ないと思っていたことが
突然、目の前にやってくる。
つづきはまた次回に。
今日はこの歌を紹介します。
ミュージカル映画「Annie」一場面から。
『自分がどうなっていくかわからない。でも、昨日は去り、新しい今日がある。
自分が本当に欲しいものは何か? もう一度、それを信じてやり直したい』
tomoko