tomokoの音楽暦 第27回 「虹の向こうから~オリジナル曲」

 

 

 

 

 

この曲は去年のクリスマスに書いて、
コンサートでピアノ弾き語りで歌った。

歌詞は
「雨上がりの空に丸い虹がでてた・・・」
と始まる。

これは本当にあったことで、
父が亡くなったすぐあとのある日、
雨上がりの空を見上げると
まん丸の虹が出ていたのだ。

見たことのない綺麗に真ん丸の虹だった。

不思議で、また父からメッセージをもらっているような
嬉しい気持ちになったのを覚えている。

見上げる空に
父や亡くなった愛しい人がいて、

何か自分に辛いことや
嬉しいことがあると、

そこに話かけてしまうような
気にさえなるほど、

何故か空が愛しく身近に感じる。

神を信じる信じないはどっちにしろ、
何かお願いをする時も
空に向かってしまうことが
私にはあるなぁ。

その丸い虹を見た時、
自分に大きな丸をもらったようだった。

(私の勝手な解釈だが)
人間は美しい自然に神々しさを
感じるのだろう。

その虹の向こうから伝えてくる。

「虹の向こうから見てくれる

虹の向こうから微笑んで

虹の向こうから見てくれる

虹の向こうへ ありがとう」

と歌詞にした。

歌うたびにそれを思って歌う。

そして曲は歌うたびに成長する。

昨年の震災のことも感じながら
書いた曲だった。

今度のライブではバンドで演奏しようと
今、リハーサル中。

バンドのメンバーはこの曲の三拍子を
楽しんでくれているようだ。

tomoko

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