【tomoko通信】聴いた音を真似してみる Vol.161

こんにちは、
tomokoです。

 

先週末に「Phonics for Singing」という
Workshopを開催しました。



このコロナ感染対策として始まった
オンラインでのWorkshopです。



以前はオフラインで行なっていましたが
オンラインの良さを感じます。



もちろん家でやれることと、
動画にするので、何度と繰り返し見れて
学習効果が高いのでしょう。



私は帰国してから、
英語と歌をテーマにした
セミナー、Workshop、イベント、学校の授業などなど、
いろんなところでさせていただきました。



そこで、気づくのは、
やはり、日本人の英語苦手意識ですね。



英語の歌を歌いますってなると、
「私できるかしら・・・」となる。



きっと、



英語=勉強 



となるのでしょうね。


私も勉強は嫌です(笑)



私がオススメしたいのは、
「音の真似」です。



私は「Just repeat after me~」
と言って、何も考えずに真似して言ってもらう。

 


みなさん、頑張ってそれをしようとしてくださいます。
それがとても良いんですよ。



音をよく聴いて、それを自分で再現しようとすること。



人は無自覚に、潜在意識の中で、
音を脳で察知、音の成分を理解、そして
発声器官をどう動かずかを一瞬でやります。



ピピ~~って、
体の中で、ものすごいスピードでいろんな神経、筋肉が動きます。



これは、頭の筋トレと、発声器官の筋トレです。



私は間違っても全然O.Kです、
とにかく真似してその音を出してみようと伝えます。




私たちは、母国語を話します。
生まれた時に母親や大人が話す音を聞いて
それを真似しようと上記に話したような筋トレが始まります。



何年もそれをしていくので
母国語の音、発声することに私たちは慣れています。



脳とのつながりがとても強い。
その母国語によって思考できるし、創造が自由にできます。




この英語の音をよく聞こうとする事、
またそれを真似して発声しようとする事に
母国語でないからこそ、
価値があると私は思うんです。



このやりにくさが面白いんだなぁ。
歌になれば、またさらに面白い。



人が出す音(言語音)は
子音と母音に分けられます。
世界には様々な言語があります。



それぞれ、その子音と母音の割合が違います。
使う部分が少し違うんです。



私はロサンゼルスにいたので、
いろんな言語に触れることができました。
(アフリカ語の歌を歌うときが面白かった)




筋トレなので、
やればやるほど、精度が上がります。
聴く力、再現力の良さが上達してきます。



先週末に行ったWorkshopでは、
1曲を題材にそれを段階的にやってみたので
身体で起こることを体感(認識)しながら進められたかなと思います。




ぜひ英語の歌、あなたの好きな歌、
歌ってみてください~



Just try it,  聴いた音を真似して出してみる。



きっと、自分の脳や筋肉がキラキラと目覚めてくるって感じです。



 

Peabo Bryson、ベルベットのような音です。
Regina Belleの声も本当に大好きでした。
この二人の声、音に憧れて私はアメリカに行きました。
(二十歳の時)



Let’s have a fun with your singing!~(^0^)/
tomokoより

 

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