トモコヴォイス会報誌vol.90
「歩く、すすめ、自分変革！」
ー早朝ウォーキング！ー
先週から早朝ウォーキングを始めた。
5時20分ごろから歩き出し、携帯でタイマーセット。
私はしっかりと大股で早く歩く。
気持ちも前向きになり、気分がいい。
20分後には家へ帰ってくる。
私が長く続けるには、「走る」より「歩く」がちょうどいい。
子どもたちがまだ寝ている間のひとりの時間。
短い時間だが唯一ひとりの楽しみなので、朝起きるのは苦ではない。
私が早朝ウォーキングを始めたら、息子が朝自分で起きるようになった。
私が仕事をしている時に、上の階からガタンガタンと
降りてくる足音が聞こえてくるのだ。
「おっまた起きてきたっ！」
と私はニタッと笑いつつ感心する。
彼は、朝からやる気満々で読み書き計算プリントをする。
シールを貼ることが最高の喜びらしい。
面白そうだな、やってみたいっておもわせる演出は
大人が事前にしておかなくてはいけないけど・・・
彼はやりたいことだけやっている。
先月から友人が私の仕事を手伝いはじめた。
頼むなら彼女しかいないと、だめもとで頼んでみた。
彼女は快く引き受けてくれた。
それからは、いろんなことが動き出し、いままで放置されていた仕事に
やっと目を向けられ、先へ進むぞっといった空気が感じられるようになったのだ。
人に自分のことを理解してもらえて仲間ができるってとても嬉しい。
この仲間のためにとモチベーションが上がる。
人と共有することは、とても大事だなぁ。
バンドメンバーも同じだ。
お互いの音を聞き、一曲を完成させる、まさに共同作業だ。
これからは音作りや創造作業、生み出す作業を
もっとやっていけると実感。
自分の中からエネルギーが湧いてくる！
私が変わると家族も変わってくると思った。
私から良いエネルギーを家族に発信していこうと思った。
日常の忙しさに忘れてしまいがちだが、
大切なことと肝に銘じる。
きっと家だけでなく、仕事、演奏すべてにつたわるだろう。
5月末、翠のサロンのコンサートで歌った。
アンコールは「Amazing Grace」。
会場には50人ぐらいのお客さん達と1時間の演奏の中でアメリカでの出来事、
ジャズとの付き合いなど、私のことを話した。
みなさん、とても温かで、うんうんと聞いてくれた
最後はみんなで「Moon River」「故郷」をいっしょに歌った。
コンサートはじまりの時の会場雰囲気と終わりでは一変して和やかになった。
長年歌ってきているこの曲「Amazing Grace」だが、
この時のは、今までになかった感覚だった。歌っていて
「こんな私までも恵みへと導いてくれた」
の歌詞に、心がぐっと引っ張られ
涙が出てきそうになってしまった。
tomoko
トモコヴォイス紙面会報誌 vol. 90より
（2015年6月20日）
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