【tomoko通信】自然な営みの尊さ vol.120

こんにちは
tomokoです。

 

本当の正直をいうと私は、
他のヴォイストレーナーの仕事をみていると
嫌な気持ちになる。

 

勝手なものだ。

 

The School of the Natural Voiceで得た知識、
体得した知識、技術を持ってしまった私は

 

ハリウッドの学校で

「Like a chicken  鶏のように声出してみて」
「ジェットコースターに乗ってるように声を出してみて」

と平気で生徒に強制させていた現場をみていた。

 

また、日本では割り箸をつかうようなもの、
お腹をトレーナーが押している場面などをみると

うわぁ、私は気持ちが悪くなる。

 

なんでだろうと本気で考えた。

 

単に自分が教わったことが正しい、
素晴らしいから他のはダメ、自分が正しい、
ということではない。

 

人間の身体へのリスペクト(尊重)に欠けていると
感じるからではないかと思った。

 

人間の身体の機能は、人間自身がわかりえないほどに
精巧に作られている。

 

自分たちはこの身体の機能があるがゆえに
生きていられる。

 

私達の考えには及ばない程の完璧な精巧さで
自然な営みが行われている。

 

それがわかればわかるほど、
身体を大事にしないことを強制するのをみると、
嫌だと感じてしまうのかもしれない。

 

人間も含め、自然物、生き物すべてが、
完璧な精巧さで自然の営みがおこなわれている。

 


Earth, Wind & Fire – After The Love Has Gone (Audio)

 

温かい声・・・

 

tomoko

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