【tomoko通信】「人の言葉」vol.33
こんにちは、tomokoです。
私はロサンゼルスに8年住んでいました。
ロサンゼルスの街はいろんな人種がいます。
アメリカ人がここはアメリカではないよというぐらいだった。
でも、そのおかげでいろんな国の人と触れ合うことができた。
私は渡米して2年後ぐらいして、ヴォイストレーナー
としてレッスンをするようになった。
アジア人やアメリカ人、スェーデン人、デンマーク人、イラン人と
本当に多人種にレッスンをすることができた。
面白いのは、その国の歌い方に特徴がある。
例えば、韓国の人たちの歌い方は日本の人と似ている。
いわゆる地声に美意識があるような文化。
でも中国の人や台湾の人は、また全く反対の文化もあるようだった。
北欧の人(スェーデンやデンマークの人たち)はアメリカの
R&Bなどの歌い方とは反対のような文化
人種や国によっての違い、個人の習慣の違いで歌や声は十人十色。
ロサンゼルスでは英語でコミュニケーションをとるが、
それぞれの言語がどんな母音を作り、どんな子音を作る
かを聴くと面白い。
ある時、南アフリカの人と歌ったことがあった。
彼女の歌のコーラスをした。
ズール語という言葉を歌わないといけない。
今までに聞いたことがない子音。
発音したことがないような音。
舌打ちするような音を出すのだ。
その子音を出して歌う。
難しかったけどいい体験だったなぁ。
世界にはいろんな音、言語の音があるものだ。
tomoko
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